| Title |
Vol.5 キャンジンゴンパでのトレッキングの醍醐味 |
| 年月日 |
1997年12月31日 |
| 天気 |
快晴 |
| タイム |
Kyanjin Gompa(12:50)…引き返し点[3890m](15:07/15:13)…Kyanjin Gompa(17:05)
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ランタンリルン
キャンジンゴンパからランシサカルカ方面への道より振り返って見る。
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ランタンリルン
ランシサカルカ方面からの帰り道、飛行場付近から夕日を浴びる頂上を見上げる。
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ランシサ・リ(6427m)
ランシサカルカへの道、今回引き返した地点から望む。
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キャンジンゴンパでランチのチャパティが焼き上がるのを待って、それを行動食にもらって
早速6名がランシラカルカへの道へ。はじめ村の裏道をショートカットしたら、雪にズボズボもぐって
急遽スパッツを付ける。正規の道へ出ると、トレースが付いていてやっとペースが上がる。
広い雪原を飛行場(といっても雪原と鉄線があるだけ)へ向けだらだら
下っていく。スキーで下ったら快適だろうなと思う。振り返ると、ランタンリルンが特徴的な非対称
な姿の全貌をあらわにしていて感動的。早速シャッターを切りまくる。
案内のシェルパ、プリのペースがとても速く(ランシサカルカまで行くつもりだった?)、
高度の影響もあって結構きつくなってきた。飛行場の小屋のところで2名はもう満足と言って脱落。
時々、滞在中の日本人ツアー客や、より高いピークを目指す外国人トレッカーに会ったが、
ここまで来るといたって静かなものだ。下りきって河原に出た所で、正面に尖鋭な双耳峰のランシサ・リ(6427m)
が初めて姿を見せてくれた。ウルキンマン(6151m)やガンチェンポへ続く雪の岩峰に囲まれて、正に
ランタン谷の極みとでも言うべきか。
一番元気な男性と私とシェルパは、さらに20分程河原を歩いて、
ランシサ・リがほぼ完全に姿を見せる大きな岩がある所まで行って引き返した。プリの話では
ランシサカルカまであと1時間ということだったが、後でカルカまで行った日本人に訊いたところ
では、この先氷河舌端部の突き出しが大きく、そこの通過にあと4〜5時間はかかったらしい。
ここまでだと、ヤラピークやモリモトピーク(5900m)などの左手の山は沢筋の急斜面に阻まれて
見ることができないので、カルカまで行けばまた楽しめたはずだが、それにはもう1泊必要となる。
Happy New Yearケーキ
ロッジ(ホテルイエティ)の食堂にて。
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帰りは飛行場からの登りが疲れる。途中でヤラピーク方面の5000m峰に登ってきたアメリカの
パーティに会う。雪の状態が悪くて思ったより苦労した、ピッケルアイゼンは必須だと言っていた。
日没前にロッジへ戻ることができ、ストーブに当たってシェルパティーを口にすると、いや満足した
とつくづく思う。別の組は、リルン氷河を見に行ったらしいが、眺めは今一つだったらしい。
今日は大晦日で、夕食に年越しそばの代わりのうどんが出た。そしてデザートに大きな
Happy New Yearケーキ。高地なのでアルコールは控えめながら、ロッジの食堂を貸し切り状態で、
ツアーのメンバもかなり打ち解けてきて盛り上がった。部屋が不足したので、私をはじめ何人か
は食堂の長椅子の上で寝た。着込んだので寒くなかったが、高度の影響はだいぶ感じて熟睡は
できなかった。
翌朝4名小ピーク(途中まで)へ御来光を見にいったが、私は疲れや高度の影響で行くのをやめた。
きのう歩いたコースを7分位行ったところから、ランタンリルンの朝焼けが綺麗に見えた。
高所での新年の挨拶とあべかわ餅とおかゆの朝食を味わい、もう下山しなければならない。
やはりここに長く滞在してピーク登頂も楽しめれば、それに越したことはない。
でも酸素の濃いところへすぐに下りられるというのも悪くはない。
朝日を浴びるランタンリルン
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ロッジ(ホテルイエティ)の前に全員集合
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