レイク・テカポ〜Garden City クライストチャーチ
年月日 2010年1月9〜11日
天気 9 曇り時々雨,10 曇り
タイム White Horse Hill(13:15)=Glentanner(13:35/14:15)=Lake Tekapo(15:10/15:50)
=Fairy(16:20/16:30)=Christchurch市内(19:00)=City Center Motel(20:00//7:00)
=Christchurch市内=Rent-a-car Office(8:10/8:20)=Christchurch空港(8:25/10:30)
→NZ522→Aukland空港(13:10/14:10)→MH130→Kuala Lumpur(20:05/23:50)
→MH088→成田空港(7:00)

独特の色をしたLake Tekapoから見える山々
 旅も終盤を迎えた。Lake Pikaki湖畔もMt.Cookなどのサザンアルプス展望の名所であるが今日もほとんど見えず残念。Christchurch方向に進路を取ると、時々雪をかぶった山々が遠くに見える。2000mクラスの山々は数え切れないほどあちこちに点在している感じだ。途中のLake Tekapo(テカポ湖)も自然に囲まれたリゾート地、有名な湖畔の「善き羊飼いの教会」に立ち寄ってみる。観光客の姿が絶えないのでちょっと騒々しく、皆必ず写真を撮るので、何回も押してくれと頼まれた。私も写してもらうと、Kiwiの男の子達に日本の最新式?だと言ってうらやましがられた。ちょっと離れると湖の向こうには残雪の山々が望め、ルピナスのお花畑に囲まれ、他にこれと言ったものが無いので自然の中でのんびり過ごすには良い所だと思う。
 遥かに続く緑の草原に羊が点々と無数に草を食んでいる、こんないかにもNZという風景の中を走り続ける。途中の小さなFairyという町で、アンティークな建物のカフェで眠気覚ましのコーヒーを仕入れる。牧場や農場が次第に消えて、信号が増えて都会に近づいた感じになり、ようやくChristchurch市内へ入っていく。道路沿いには駐車場付きのMotelがずらりとならびVacancyの看板も見えるので、泊まるところはたくさんありそうだ。
緑の草原に羊が点々と、いかにもNZらしい
まだ明るいうちに市の中心部を目指す。中心部は公園が多く意外に車の通りが少ない。一方通行規制が多くて、適当に迂回しているうちに迷って中心部から遠ざかり、大型商店が並ぶ広い通りに出てしまった。一度車を止めて「地球の歩き方」を良く見て、今度は中心部に歩いていけるBackpackersエリアに入ることができた。ところがこの時間になると安いBackpackersはみんな満室。近くにCity Center Motelというのを見かけたので、訊いてみるとTwin Roomしかなくて1泊120NZ$(約\8300)。NZの感覚ではかなり高いが、明るいうちに中心部へ歩いていけるメリットもあり、最後ぐらい多少贅沢をとここに決めた。
 早速車は置いて中心部へ出かける。普通の家の間に酒場やレストランが点在する道を10分ぐらい歩くと、Garden Cityと呼ばれる美しい市街中心部へ入り、短時間の街歩きを楽しむ。さほど広くもないこのエリアは他とは別世界であり、バロック様式の美しい建物と緑の公園に囲まれた中に、パブやレストラン・土産店が繁華街を形成している。Avon river(エイボン川)沿いの緑と装飾的な橋のたたずまいが素晴らしい。
建物の中を突っ切って走るTramway Restaurant
車の乗入れが極端に制限され、環状にレトロなTram(路面電車)が走る。この時間はTramway RestaurantというDinner専用車も走り、建物の間の狭い路地や商店街の真ん中を突っ切って走る部分もあって面白い。本数が少ないので市民の足ではなくて観光専用である。これまでのNZとは全く違う印象のこの街で、ステーキレストランに入って最後の晩餐に舌づつみをうった。
 NZとお別れの朝を迎え、人の少ない早朝の街をもう少し車で廻ってみた。Art CenterやVictoria Squareなど昨日歩いていけなかった所も素敵な場所が多く、名残惜しいがそろそろ空港へと向かう。Auklandから往路と同じ経路のフライトとなる。最後の失敗は、Aukland空港で買ったお土産のNZワインが、クアラルンプールで荷物検査により没収されてしまったこと。空港外に出るわけではないので大丈夫かと思ったが、乗り継ぎ便での手荷物は気をつけないと。何かと思うようにならないこともあったが、これだけの期間滞在して自由旅行を味わうのはとても贅沢な体験ができた。

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