キュータイ 標高2000mの峠にある静かなスキーリゾート
年月日 2019年8月23〜25日
天気 晴れ
タイム Fulpmes(8:00)=Kuhtai[リフト山麓駅](9:05/9:30)〜[Drei Seen Bahn]〜山頂駅(9:45/9:58)…Finstertaler reservoir[ダム](10:25/10:35) …Finstertaler Scharte分岐(11:05/11:18)…山頂直下の稜線(12:55/13:05)…Sulzkogel(13:18/14:00)…ダム(16:08/16:17) …リフト山麓駅(17:08/17:18)=Kuhtai[Gasthof Sonne&Schnee](17:30//7:53)=ミュンヘン空港(10:40/14:40)→TG925→バンコク(6:30/8:15) →TG676→成田空港(16:15)

 今日からザルツブルク観光に向かうというUさんと別れ、3人で最後の訪問地キュータイへ向かう。山間部の近道を行くとかなり狭くて曲がりくねった道でかえって時間がかかったかもしれない。きょうはやさしく登れる3000m峰でキュータイの主峰となるズルツコーゲル[3016m]を狙う。無料のハイキングマップに手頃なコースが多数紹介され、ズルツコーゲルも載っていてハイキングの範疇だ。キュータイは標高が2000mもあり冬は人気のスキーリゾートになるが、夏は観光客も少なめで静かな高原の雰囲気が漂っている。リフトでプレンダーレス湖の上まで上がってダム湖まで下ることで登りの時間を短縮できる。蒼い湖面の複数の湖を眺めていると羊の大群に取り囲まれた。途中に眺めが良く思わず泊まりたくなるドライゼーンヒュッテがある。

リフト終点からプレンダーレス湖やズルツコーゲルを眺める
フィンスターアール湖に映る山々が美しい

 フィンスターアール湖のダムから平坦な道を湖の末端へ。湖面に映る山々が美しい。目指す山頂は、手前の岩峰の奥に少し覗いているようだ。登山道は谷沿いに続き、滝の付近から右寄りにまわりこんでいく。登山者はそこそこ多い。しばしの急坂からコルに出て右に稜線を少し登ると特に難しい所は無く山頂に到着、3人組とカップルが休んでいた。小さ目の十字架に何か慰霊碑っぽい説明書きがある。眼下のダム湖の周辺にあるキュータイの山々、エッツからプラクスマールにかけても無数の山々が林立している。そして遠くに大きな台地状のツークシュピッツェ、その左手のレッヒタールの方にも何やら岩山が林立している。午後になって雲が湧いてきた。往路をダムまで戻り、さらに歩いてキュータイに下る。途中一発雷が鳴った以外には特に降られることは無かった。これで山歩きの計画はすべて完了だ。

ズルツコーゲルからダム湖や遠くツークシュピッツェを望む
遠くレッヒタールの方にも何やら岩山が林立している

 濃霧のため、朝予約したロッジがどこか迷っていると、霧が晴れてすぐ近くに見つかった。小さな土産物屋がまだ空いていたので少々物色し、宿のレストランで早めの夕食にした。デザートはアップルスチューデルに今度は生クリームをかけてもらう。翌朝も快晴であったが、あとはミュンヘン空港へ向けてドライブするだけだ。ガルミッシュ・パルテンキルヒェン周辺の山々の眺めを再び楽しめた。ドイツ側からオーストリアへ向かう道路は混雑していた。無事空港に到着、最後にレンタカーの清算をすると、ネット予約時に出ていた金額の3倍ぐらいの請求をされてびっくり。詳細を確認すると、予約時には入ってなかった保険やオプションの追加請求が大きかったことがわかり、カウンターでは金額をはっきり説明してくれなかったと思うが、自分がサインをしてしまったのでどうしようもないようだ。めんどうがらずに、サインをする前に必要無いオプションが勝手に追加されていないかしつこく確認しないといけなかったと反省。空港の待ち時間に、ミュンヘンにふさわしい白ソーセージとプリュッツェルがある店をみつけ、早速生ビールで頂く。帰国便ではバンコクの空港が混雑して乗り継ぎが慌ただしかったが、特に問題なくタイ航空はお気に入りとなった。

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