カナディアンロッキーハイキング三昧7
ヘリコプターで一気にMt.ロブソン核心部へ

年月日 94年7月29日(金)
天気 晴れ-SMOKY
タイム Robson Meadows Campground[6:56]=Heliport[7:20/9:30]→(Helicopter)
→Robson Pass Campground[9:50/10:10]…Snowbird Pass[13:22/14:11]
…Berg Lake[17:18/17:32]…Adolphus Lake[18:20]…Robson Pass Campgroud[18:40]

地 図

スノーバード・パス
Passを乗越すとReef Icefieldの平らな氷原が広がっている。
Mt.ロブソン
Snowbird Passより見たMt.Robson。Smokeyなのが残念だったが、Robson Gracier上にそびえる姿は迫力がある。

 ヘリの時間(8時30分)に会わせ、ヘリを申し込んだオフィスに行き、帰りのために私の車をTrailheadに置いて、 そこからツアー会社の車で近くのヘリポートへ送ってもらった。まだ誰もいない。 しばらくして会社の人が車で戻ってきて、私の時計が1時間進んでいることを知らせてくれた。 RobsonとJasperで1時間時差があることを私はこの時まで知らなかった。付近を見渡しても時計など無く、 時間には無頓着な土地ゆえんのエピソード。それにしても時差が逆だったら遅刻していただけに、 気をつけなければならない。8時半に近づくと、他の乗客が数名集まった。 そのうち小学生位の男の子を含む一家は、父親が以前Mt.Robsonに登頂したことがあると話してくれた。 私のように歩いて下りずに、月曜日のフライトで下りる人が多かった。

 今朝は今までのようなすっきりした晴天でなく、もやがかかったような感じで、 Mt.Robsonもややかすんで見える。皆はこれをSmokey Weatherと呼んでいる。異常な猛暑で山火事が発生し、 煙が風に乗って流れてくるせいらしい。ヘリは別の場所からお客を乗せて来て、 1度に運べないので私たちは2度目まで待たされた。結局ヘリに乗れたのは9時半。ヘリに乗るのは初めて。 Mt.ロブソンの岸壁を真横から眺める迫力に圧倒。あっと言う間に、 Berg Lakeの上のRobson Passの平坦地(1650m)へ降り立った。男の子はとても感動して、 このことは一生忘れないと話していた。

 着地点から近いRobson Pass Campgroundに一家がテントを張ったので、私もここに幕営することにした。 ほとんどの人はBerg Lakeに張るので、大変静かな所だ。早速Snowbird Passへのハイキングへ出かけた。 インディアンペイントブラシ(?)に赤く染まる草原からスタート、Robson Gracierの横を延々と登ると、 氷河がRobsonの頂に向けて続く様子が見られる。Mt.Robson登頂ル−トはこの氷河を詰める (地球の歩き方に登頂の体験談が載っている)。Snowbird Pass からの沢が滝となって落ちる場所から氷河と分かれて、 お花畑の中を行く。ホーリーマーモットがたくさん住んでいる所、彼らは1年のうち9ヶ月は冬眠してるらしい。 黄色いキンポウゲの仲間をアルパインバターカップとはよく言ったものだ。ケルンなど頼りに岩のガレ場と雪渓を登りつめる。 Titkana PeakとLynx Mt.の鞍部が目的のSnowbird Pass(2400m)。Smokyでややかすんでいたが、 ここからのRobson GracierとMt.Robsonの迫力は今まで見てきた以上だ。Passを乗越してわずか下ると Reef Icefieldの平らな氷原が広がっていて、これまでと一変した光景に唖然とする。 南極とかグリーンランドなどを連想してしまう。

 ここで会ったハイカーに日本からここへ訪れるとは珍しいと言われた。ハイキングガイドを見せると、 カナダにも無いようなカラー写真満載のガイドブックに、Japanese!と苦笑(感心したのかあきれたのか?)。 Lynx Mt.へ稜線上のルートが有る様子だが、ここで十分満足、往路を引き返す。 下りでヘリで一緒だった単独のおじさんと会い、彼のBerg Lakeのテントサイトまで一緒に下った。 おれは日本人の女性が好きだ、なぜ結婚しないと聞かれ、最近は日本の女性も変わってアメリカ的な考えが多いと話した。 Berg Lake湖畔より、頂上から一気にBerg Lakeへ落ちるBerg Gracierを眺めた後、テントへ戻る。 さらにRobson Passから少し下ったAdolphus Lakeまでちょいと散歩した。ワタスゲのような花が多く見られた。

ホーリーマーモット Snowbird Passへの登路でたくさん顔を出してきた。



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