| カナディアンロッキーハイキング三昧12 |
| グレーシャーナショナルパークの山々 |
| 年月日 | 94年8月3日(水) |
| 天気 | 晴れ午後雨 |
| タイム |
Lake Louise Overflow Camping[6:33]=Rogers Pass[7:32/8:50] Illecillewaet Campground[9:00/9:39]=登山口[9:56]…Marion Lake[10:57/11:01] …Abbott Ridge Top[13:10/14:28]…登山口[16:05/16:13] =Rogers Pass[16:25/16:47]=Illecillewaet Campground[16:55] |
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ニーブ=粒状万年雪,氷河の上層部を成す半凍雪の氷原。 |
Mt.Rogers(3216m)を筆頭にMt.Sifton(2941m),Grizzy Mt...と連なる。
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カナダ滞在も先が見えてきた。あと3日でカルガリーに戻らねばならない。考えた末まだ訪れてない山域の1つ、
Gracier National ParkのRogers Passへ向かった。Lake Louiseから、Trans-Canada HighwayをField
(Emerald Lakeへ行った時にも通った)、Goldenを経て約2時間のドライブ。
Rogers Pass付近には4つのメインハイキングコースがあるが、今日は付近の山の眺めが良さそうなアボットリッジ、
明日はコバルトブルーの山上氷河湖を訪れるパアリーロックのコースを行くという計画にした。
他にお花畑の美しい谷間の道、バルーパスのコースも良いらしいが、熊に要注意ということなのでやめた。
Rogers Passにある唯一のホテルから、電話でカナディアンエアの帰りの便のReconfirmを行った。
電話番号がCanadian Airの違う事務所のものだった為、電話番号を聞いては何回もかけ直すはめになった。
電話の交換手が早口で料金か何かのことについて文句を言うのだが、よくわからない。小銭が無くなり、
ホテルのフロントでも無いと言われる。今の時期Reconfirmできないとまずキャンセルされてしまうだろうから、
何としても今日じゅうに片づけなければならずパニックだ。
落ち着いて旅行ガイドで電話のかけ方を見るとクレジットカードでかけられることがわかり、
試してみると交換手に怒られることなくとても便利。結局バンクーバーのオフィスに電話してやっと目的を達成し、
胸をなでおろした。Reconfirmは早めに、なるべくならこんな山奥からかけないこと、電話番号は十分確認して置くこと、
との教訓を得た。
少し先の登山口近くにイラセラワートキャンプグラウンドがあり、テント場所確保してから、
Abbott Ridgeへ出発。この地域はバンフからジャスパーのロッキー山脈の1つ西側の山脈になり、
ロッキーに比べ降水量が多く森林帯が広いということで、山の雰囲気も若干異なっている。
言ってみればGracier National Parkの山は南アルプス的ということ(ちょっと違うか..)。
登山口からしばらく深い森林帯の急登を行く。小さなMarion Lakeでひと休み。カナダハイキングでは、
マリーン湖,マーリン湖などやたらよく似た名前の湖が多くまぎらわしい。道を少しはずれたところに展望台があった。
この先直登コースと大廻りしていく迂回路とがあり、ガイドブックの勧めに従い迂回路を行く。
しばらくは全く平らな道で、かなりの遠回り。途中部分的に眺めの良い所もあったが、
スイッチバックするところからは急な道で歩きにくく、直登した方が楽だった感じ。
森林限界を抜けて眺めが開けてくる。草原帯から岩尾根へ上がっていき、トレールはいつしか消えて岩尾根となる。
Abbott Ridge Trailの終点がどこかは明瞭には示されていない。
稜線をMt.Abbottまでたどるには多少岩登りする覚悟が必要なので、適当なところで引き返した。
展望は眼前のMt.Sir Donald(3297m)の鋭い岩峰がひときわ目を引く。その左はAvalanche Mt.
にかけて3つのピークが連なり、Mt.Sir Donaldの右はIllecillewaet Gracierに続くIllecillewaet Neve
(ニーブ=粒状万年雪,氷河の上層部を成す半凍雪)の大氷原となる。
Abbott Ridgeの名は100年前鉄道開通にちなんで当時のマネジャーの名をつけたもので、
今はトンネルができてHighwayしか見えないが、当時は鉄道も見おろすことができたそうだ。
Abbott Ridgeに続く稜線はAsulkan Ridgeと名を変え、その方面にはMt.JupiterやDawson RangeのMt.Hasler(3399m)
などピークが多数重なり合っている。Highwayを隔てた反対側も、Mt.Rogers(3216m)を筆頭にMt.Sifton(2941m),
Grizzy Mt...と連なる。ため息が出るほど山また山だ。
しだいに積雲が発達しているのがわかり、重い腰を上げて往路をもどる。下りは当然ショートカットルートを行く。
Marion Lakeに近づいた頃にわか雨となった。やはり降水量が多いんだなと実感。
上部の草原でのんびりしていた人もあわてて下りてくることだろう。Rogers PassのInformation CentreでRogers Pass
交通の歴史などを少し見学してから、キャンプ地へ戻った。夜になってもしぶとく雨が降っていたが、
キャンプ場は樹林帯の中なので快適に寝れた。
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