やはり花の名山だった 上越「守門岳(1538m)・浅草岳(1586m)」
【月日】 97年7月12〜13日
【メンバ】 Orさん,Itさん,Toさん,Yoさん,私
【参考】 エアリアマップ(越後三山)

年月日 1997年7月12日(土)
天気 曇り時々晴れ,にわか雨
メンバ Orさん,私
タイム 東京(6:08)=長岡(8:08/8:13)=(タクシ-)=下車(9:20)…保久礼小屋(9:40)
…大岳(11:05/11:25)…青雲岳(12:17)…守門岳(12:37/13:20)…林道(15:00)
…スキー学校(15:32/15:38)…Yoさんの車に会う(15:50)=洞窟温泉(16:02)

 【奮発して長岡からタクシーに乗ったは良いが...】
WASTER CLUB例会で浅草岳集合の前に、せっかくだから守門岳へ登ることにした。天 候が心配されたが、新幹線で北へ進むに従って良くなりまずまずか。時間的に厳しい ので、長岡から行けるところまでタクシーで上がってもらう。女性の運転手さんは最 初威勢良かったが、栃尾から登ってそろそろ守門岳方向に左に折れるかと思っても曲 がらず、どんどん直進していく。「方向が違うような気がするんですけど..」「そ うだな、引き返してみるか」、と悪びれた様子もなくUターン。「さっき、守門岳を 示す標識がありましたよ」、と結局我々が地図を見ながら案内して、二分キャンプ場 の先、栃堀からの道に出た三叉路まで上がった。Uターンした為途中でメーターを切 ってくれたが、\11410かかった。上越はタクシーで万札が飛ぶことを覚悟、というの は聞いたことがあるが、道を知らないとはさすがに思ってなかった。

寸門大岳から寸門本峰方面

大岳付近の草原ではニッコウキスゲやコバイケイソウなどお花畑が楽しめた。

ヒメサユリ

大岳から寸門岳へ向かう途中にて。
 【なだらかなスロープが広がる】
保久礼小屋までの林道は良く修理されていて、小屋のすぐ手前まで乗用車でじゅうぶ ん入れた。前方の大岳から守門岳にかけての尾根と沢の山容は、いかにも山スキーに いらっしゃいと言わんばかりだ。越後三山も見える。頂上まで天気がもってくれよ。 ブナの混じる樹林帯の展望のない急登を辛抱。道は良く整備されているが、湿気が多 く、にわか雨が落ちてきて雨具を着けたこともあり、蒸して不快。登るにつれ眺めが 開けてくる。不動明王でヒメサユリ一輪だけ発見、とにかく出会うことはできた。ゴ ゼンタチバナとキンコウカが所々咲いている。

 【感動もののお花畑】
大岳(1432m)の三角点から少し守門岳方向に行くと、突然ヒメサユリとニッコウキス ゲが多数咲く草原に出て感動! 前方に守門本峰、遠く越後三山もまだ見えている。 コバイケイソウ,ツツジ系のピンク二種(タニウツギと?),ゴゼンタチバナ,キン コウカ,モミジカラマツ,アザミ等、Orさんと写真を撮りまくった。

 【地元の登山者の方にお世話になった頂上】
花と展望の尾根道を頂上へ。手前の青雲岳は頂上が広い湿原で、一面ニッコウキスゲ が見頃、池塘にアヤメが二輪。シラネアオイは時期が遅いためか見られず。頂上では 曇り空ながら360゜の展望が得られラッキー。女性を含むにぎやかな地元の登山グ ループの方に山の名前を教えてもらうことができ、米山,弥彦山,角田山,そして佐 渡,飯豊まで識別できた。また浅草岳かと思っていたのは粟ガ岳(1293m:なかなか 格好の良い山、登るのはえらいらしい)、浅草岳はだいぶ右側で頂上にガスがかかっ ていた。このグループは粟ガ岳の麓あたりから来られたとのこと。余ったからと、ビ ールにキュウリ,トマト,コシヒカリのおにぎり,缶詰めなど頂いてしまい、食料は 何も持ってこなくても良かった状態だった。

 【新花の百名山のヒメシャガにも会えた】
大白川への下山路は、はじめは眺めが良く花も多い。途中シャガに似た小さい花を見 たが、後で田中澄江さんの本にこの山の花として記載されたヒメシャガであったと判 った。小烏帽子岳から小沢を横切り滑りやすい急降下のブナ林の道をエデシへ。さら に一下りで林道終点。この道は登りはきつそうだ。山スキーの時は小烏帽子まで1つ 西側の尾根のルートを登るようだ。

 【洞窟温泉で後発隊と合流】
林道をのんびり歩き、大原スキー場に入っていく。途中スキー学校の民宿のような所 で電話をお借りすることができ、洞窟温泉から後発隊のYoさんに車で迎えに来てもら うことができた。ホテル大自然館に着き、濁り酒「守門の雪」で乾杯。この口当たり 良い酒は魔の酒であった...

年月日 1997年7月13日(日)
天気 曇り,にわか雨
メンバ Orさん,Itさん,Toさん,私, Yoさん(登らず)
タイム 洞窟温泉(8:00)=林道終点(8:20/8:36)…浅草岳(10:15/10:41)…車に戻る(11:53)

 【二日酔いの体を引きずって登る】
情けないことに私だけ朝食が食べられず、ジュースを飲んだだけ。Yoさんの車で林道の 終点まで登る。早朝は晴れていたもののここまで来るとひどい雨となり少し待つ。 多少小降りになったところで、車の中で雨具に着替えて出発。雨なのでYoさんは例に よってここで待つ。ここまで車で入れば昨日よりだいぶ楽なので、体調悪いがなんと か登ることにした。昨日のような蒸暑い急登の後、嘉平与ポッチで急に視界が開け る。休んだら気持ち悪さが増してきて、他の人より遅れてゆっくり登った。

 【花は守門の方が良かった?】
ヒメサユリが点々と咲いているが、全体に昨日の方が花が多かった感じ。季節が早い のか、田中澄江さんの記されているタニギキョウも見あたらない。年によって差があ るのか、それにしてもすぐ近くの二つの山でもこれだけ違っているのが不思議だ。雪 が溶けた後に山菜が顔を覗かせていて、Itさんが早速採取を始めた。雪田を横切り滑 りやすい木道の上を歩いていく。頂上では青大将君のおで迎えがあった。この辺りに はマムシも多いそうだが、ヘビ好きのToさんも青大将はくさいから食べないそうだ。 にわか雨の降る天候だが、遠望はそこそこきいて、眼下に田子倉湖、先に奥只見湖周 辺の山々から燧ヶ岳まで望む。越後三山は、守門から見ると越後駒と中の岳が重なっ てしまうが、こちらからは三山をそれぞれ独立して望むことができる。頂上でまたビ ールの乾杯、今日の私はほんの一杯だけしかいけなかった。

 【天気も二日酔いもクリアしてやれやれ】
さて出発地へもどると、車の中ではYoさんが網シャツ短パン姿で気持ちよさそうに、 花の名山100(田中澄江さんのでは無い)を読みながら木製のワイングラスを傾け ていた。この格好と行為、Yoさんだから似合うのだが... それからこのコースのお 楽しみとしてFYAMAで極楽蜻蛉さんが、ブナの倒木のウスヒラタケのことを書かれて いたので確認しようと思っていたが、すっかり忘れてしまって後のまつり。今回それ どころでは無かったこともあるが失敗でした。大白川で手打ちそばを賞味してから、 そのままYoさんの車(Toさん運転)に乗せていただいた。今回の山は山スキ ーで登りたいと考えていたのだが、それはそれで、いちばん良い時期は?というなら やはり花の季節というべきである。

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