鈴鹿 沢登り 宇賀渓 蛇谷(ガイド山行)
年月日 2002年6月10日(月)
メンバ Mガイド夫妻,他3名
装備 渓流靴,ハーネス,ヘルメット,(共同)ザイル,登攀具
参考 近畿の山日帰り沢登り,Nifty FYAMAALP沢登り,鈴鹿の山と谷3,他
天気 晴れ
タイム 自宅(7:03)=宇賀渓(7:38/7:44)…蛇谷出合つばめ滝(8:52)…15m滝直登(9:10/9:40)
…炭焼釜跡(11:35/11:53)…ゴルジュ状6m直登(12:05/12:30)…最終水場(14:45/15:04)
…稜線登山道(15:20/15:25)…宇賀渓(17:15)

五階滝の連爆帯
水量少なく通常巻く滝を全部直登
 Mガイドの鈴鹿の山と谷歩き教室に参加。自宅から近いと高をくくって宇賀渓の待ちあわせ時間に遅刻してしまう。参加者は他に愛知県などから3名、岩登り教室に通われているなど強力メンバーだ。宇賀渓の本流を準備運動のように遡行、岩溝の迫力有るつばめ滝の下でアンザイレンして蛇谷に入る。好天続きで水量少ないので滝を直登しやすい状態とのこと。しょっぱなから右の巻き道を無視して微妙なへつりで突破。次は飛沫を上げるハング状15m、左右の滝中央の岩場にルート求め、岩のもろいバンドから垂壁をA0で這い上がり、さらに細かいホールドのナメをスリップに注意して上がる。こんな所はガイドさんのルート工作が無ければとても登れない。
困難を極めたゴルジュ状6m
人口登攀で何とか直登した
 難所を突破し、Mさんは「完全遡行ができるそ」と張りきっている。五階滝からゴルジュの廊下へと次から次へ滝を越え大岩を乗越す。何度も工作してくれたシュリンゲに助けられる。最初のゴルジュを抜けたところで一休み。次は資料では核心のように記載されている二段の滝。厳しい登攀ではあるが、今日に限ってはもっと難しいところを登ったので、さほどの印象は無い。次はゴルジュの8mチョックストン、普通は巻いたほうが良いとされているが、左から微妙なへつりで突破。
 一段落してランチタイムの後は、ゴルジュ状の奥につるつるの6m程の小滝。右を簡単に巻けるが直登は困難を極めた。Mさんも一度は水中にドボンし、ハーケンを数本打って人口で通過。この登りで私は次の一歩が出ず一時固まってしまった。ここまで来るともう勢いとまらず、がんがん直登を続ける。もうさほど難しい所は無く、ヤブがうるさくなってくる。最後の水場付近で、頂上への長いヤブ漕ぎを避け右側へ笹の海へ。付近は猿の天下と化しており、キーキー声と糞に閉口しながら登山道に出る。ついに全部の滝の直登を達成!「かつて完全遡行した人いないかも?」とMさん。
 遅くなったので頂上は割愛、クラのピークで振返ると竜ヶ岳が一面の笹原をまとい堂々とした姿を見せてくれる。裏道登山道を、日本百名谷のホタガ谷沿いに下る。登山道から谷の様子は伺い知ることはできないが、下部のゴルジュは(巻かないと)大変難しく、その後は平凡になってしまうそうだ。今回はガイド山行ならではの登攀を体験できたが、付いていくのに必死で全体の印象が薄くなってしまった感がある。

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