丹沢 大滝沢(早戸の大滝)〜丹沢山〜丹沢三ツ峰
【月日】 98年8月13日(木)
【メンバ】単独
【装備】 渓流シューズ,(以下使用せず)ロープ,ハーネス,ヘルメット
【参考】 2.5万図「大山,青野原」,丹沢の谷110ルート,
     Nifty FYAMATRK 南関東745(たけぞ〜さんの報告)

年月日 1998年8月13日(木)
天気 晴れのち曇り、一時雷雨
タイム 本間橋林道ゲート(7:45/7:58)…雷平(8:56/9:15)…F1の下(10:14/10:25)
…大滝の滝壷(10:30/10:35)…登山道に出る(12:35)…丹沢山(12:42/13:28)
…本間ノ頭(14:38/14:43)…丹沢観光センター(15:45/15:54)…ゲート(15:59)

 神奈川名瀑100選の早戸の大滝の見物と、夏の水遊びを兼ねて訪れた。釣やキ ャンプで賑わう早戸川林道を車で最奥まで入り、丹沢観光センターの少し先のゲー ト前に駐車。3台程駐車してあったが、あと5〜6台は駐車できそうだ。大滝沢は 、丹沢の谷110によると登攀グレード1級でザイル等は不要となっているが、一 応装備を持参して入る。
 ゲートを抜けると本流を橋で渡り、すぐに大きく迂回する林道をショートカット する踏み跡がある。さらに落石で車は通行不能の林道を行くと大滝への案内板あり 。別名雨乞いの滝という謂れが記されている。ここで右の登山道に入るが、私を含 めつい林道を直進したくなるので要注意(たけぞ〜さんの報告が役に立ちました)。
 登山道は本流から離れて登っていき、造林小屋前を通って再び河原に出る。壊れ かけた橋を対岸に渡り、再び左岸へ渡り返し、所々足場の悪い所をロープにつか まって通過。広い河原に出たところで沢が二分。地図より右が原小屋沢でここが雷 平と判断できる(標識無し)。原小屋沢を徒渉すると大滝への登山道らしき草深い 踏跡あるが、入口に営林署のプレートと帽子があるのみ。ちょうど大滝をピストン してきたらしき二人組が下山してきた(沢装備では無かった)。これから原小屋沢 の雷滝もピストンする様子だ。この先縦走路に出るまで誰にも会わなかった。
 雷平からは水量も減ったので、渓流靴にはきかえ登山道を無視して本谷沢の中を 歩いていくことにした。小さなどうということもない滝しか無いが、暑いのでわざ わざ一番深い所に入ってシャワーを浴びて登る。夏はこれが気持ちいいのだ。本谷 沢を右に分けて大滝沢に入ると、すぐF1直下に出てその先にすごい迫力の50m大 滝が立ちはだかる。大滝の中間部は、手前に張り出した岩の影になって見えない。 ここまで水遊びしてきたため、登山道の倍の時間がかかったことになる。
早戸の大滝 (50m)
別名幻の大滝。直登はできないが、しっかりした巻き道がある。
 F1の直登は難しそう、大滝の直登は論外。左手の大岩の上から踏まれた巻き道 を行くと、明瞭な登山道に出る。この登山道から大滝の滝壷に下りることができる 。滝壷からは滝の全貌が望め、落口の飛沫が日の光に映えて輝いている。巻き道に もどり大滝の上まで問題なく出ることができた。
 先はゴーロ歩きで問題になるところは無い。薮っぽいところがあるが、がまんし てなるべく水の中を歩く。伏流になり沢がいくつかに分かれ、登りやすそうな方を 選んで行き、ガレから背の低い笹原の急斜面へよじ登ると、丹沢山から蛭ヶ岳方面 に少し下った辺りで縦走路に出た。
 丹沢山では数人がいた程度で、この季節は登山者は少ない。テーブルの上で靴や 衣類を乾かしながらゆっくり昼寝をした。日が照っているのに湿度が高いせいか、 乾きは遅い。
 三ツ峰(正確にはピークが4つある)を越えて本間の頭まで、樹林帯やマルバタ ケブキ群落の中を歩く。鹿害保護柵が両側に続いているのは、いい気分はしない。 また尾根歩きは、この蒸し暑さでは登りがしんどい。ランニング登山スタイルの若 者がバテバテで登ってきた。昼寝でゆっくりしたのがたたって雷が鳴りだした。本 間の頭から観光センターへの下山路に入る(標識無し)。道は明瞭だが多少薮っぽ い。雷に加え雨も降りだした。宮ヶ瀬湖へ伸びる尾根から左に90゜曲がる所には小 さな標識があった。直進しないよう要注意。あとは鹿柵沿いの赤土の滑りやすい急 坂を下る。所々ロープが設置されているので助かる。本間沢の枝沢となるカラ沢に 出て、沢沿いから観光センター新館の横を通って林道に出る。
 雨は上がったようだ。お盆休みとあって観光センターのオートキャンプ場は大賑 わい。近くて良い所ではあるが、値段がべらぼうなので利用する気になれない。む しろ山荘に食事付で泊まる方が利用価値は高いかも。車に戻って靴を脱ぐと、左右 の足に1匹ずつヒルがついていた。もしかして観光センター新館脇の草深い道にい たのかも知れない。あそこはなるべく早く舗装道路に出て歩くべきだったか。  やはり丹沢は(沢はともかく)あまりこの季節に行くものではないです。三ツ峰の 辺りは、5月のシロヤシオの季節が良さそうです。


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