比良 沢登り ヘク谷〜蓬莱山
年月日 2001年9月1日(土)
メンバ 単独(マイカー)
装備 渓流靴,ハーネス,ヘルメット,ザイル(使用せず)
参考 エアリアマップ比良山系,近畿の山日帰り沢登り,沢登り読本,Nifty FYAMAALP沢登り3151,他
天気 晴れ時々曇り
タイム 自宅(5:37)=亀山=琵琶湖大橋=坂下(8:20/8:50)…2段15m(10:25/10:55)…大滝(11:13)
…(ルートミス)…蓬莱山(13:14/13:54)…小女郎池(14:10/14:20)…駐車地(15:31)

 比良山系の沢は京阪神の沢屋さんにとって関東で言う丹沢のように割とポピュラーである。今回は入門の谷として多くの人が入るというヘク谷を目指した。バイパスを行き過ぎて少し戻って安雲川へヘク谷が出合う対岸の駐車スペースへ。
ヘク谷2段15mの滝
高巻き道を通過(直登は確保要)
地元の釣り師らしき老人が来て、この谷は悪くなって先日も事故が起きているから注意するように言われる。単独ゆえ無理は禁物と肝に銘じて谷に入る。
 しばらくは単調な沢歩き、水際まで茂るシダや苔の緑が心地よい。最初のポイントは大岩の左右2条の滝、水量多い右側(2段8m)をシャワークライム。最初だけややきつく途中ハーケン有り。進むにつれ例によって遡行図のどの滝かわからなくなってくる。垂直に立ったホールド豊富な滝を越えたり、軽く巻いたり。前方に落差大きい滝が立ちふさがり、右に明瞭な巻き道有り。ここが大滝と思いゆっくり休憩してから巻いて行くと、先に大きく迫力の大滝があった。前のは2段15m(確保すれば直登可)だったわけだ。大滝は右の急なガレ場を巻く。
 ゴルジュ帯の斜め樋状滝はちと迷って巻く(シャワーで直登可)。少しシビアな小滝2本直登。やがて小屋跡のある二俣、核心部は終わってひと安心。
蓬莱山頂上から琵琶湖を望む
ゲレンデの草原は広々して気持ち良い
ところがこの先小女郎池への目印に期待していたのが祟って、どうやら蓬莱山へ直接向う本谷に入ってしまった。戻っても確かなルートが見つけられるか不安だったので、急斜面を尾根に上がり直接蓬莱山を目指した。これがまた低木の密集した超やぶこぎで全然進まず、1時間以上苦しんでやっと公園のような頂上に出た。
 リフトで登ってくる観光客の奇異の視線を浴びてしまった。でも琵琶湖や周辺の山々の眺めは優れもので、観光地化しても300名山は許せるか。遡行のフィナーレとなるはずだった小女郎池へ登山道を下る。御陵を思わせるゆるいピークに囲まれ、静かなたたずまいの伝説の山上湖だ。やや草深いサカ谷道を下って車道に出ると駐車地までわずか。結局沢では誰にもあわず、ポピュラーと言えども比良の谷は急峻で藪もひどく油断できないことを思い知らされた。

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