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越後 巻機山 沢登り 米子沢
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【月日】 2020年10月11日
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ナメの美しさで有名な米子沢に以前から行ってみたかった。時々お願いしている黒部市の有名なガイドさんのプランが今回あったので参加。ガイド行きつけの清水「雲天」に前泊、夕食では山の幸の品数多さが群を抜いている。クライアントは私ともう一人の女性客で、彼女は沢が初めてだとか。普通の登山は行っているもののいきなり米子沢で大丈夫?でも超ベテランのガイドは連れていく自信があるみたいだ。天気もまずまずで5時半出発、日曜とあって駐車場に既に登山者が押し寄せていたが沢に向かったのは我々のみ。最初の巻きは問題ないが、その後は結構滑る滝が連続する。彼女は困惑しながらもガイドに確保され何とか付いて行く。
ゴルジュ帯で急に、ここは巻こうと右岸に入るが、滑る急斜面で相当苦労して彼女は悲鳴を上げることに。1時間半かけて何とか沢に戻ると、後続の山岳会らしき数パーティーに追いつかれた。ここはゴルジュの滝を登ってほしかったな!でもガイドはサービスを楽しめたでしょと涼しい顔。丹沢・妙義でも彼の流儀で楽しんでしまう似たような場面があったような。ゴルジュ出口の滝から再び遡行開始し、ようやくクライマックスの詰めの大ナメ。紅葉も美しく感動もの、しかし結構滑るので有頂天になれず慎重に進む。13時20分に避難小屋に出て終了。登山者で賑わう井戸尾根は紅葉が真っ盛りだ。この沢は数多い滝を自分だけでこなすのは難しいかなという印象。厳しい巻きで疲れたし天気もあまり良くなさそうなので、明日の別の山へ”はしご”しようかともくろんでいたのは止めて帰る。
ゴルジュ出口の滝、山頂部の草もみじが見えてくる
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クライマックスとなる詰めの大ナメ
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