日本100名山完登 (2000年3月11日 赤城山にて)  WASTER CLUBのメンバーに、有名な300名山のホームページを開設しているKさん を加えた総勢7名が同行してくれました。まだ積雪がかなりあり、滑りやすい踏み跡を 黒檜山へ登ります。頂上では、他の皆さんに先行してもらい、今回参加できなかった WASTER CLUB女性陣が寄贈してくださった立派な横断幕と握手とで迎えられ、祝杯をあ げました。頂上にいた他の登山者の方々からも祝福をいただき、山をやっていて本当に 良かったという気持ちです。またこれでようやくひと区切りついてホッとした気持ちも ありました。  赤城山が最後になったのは、正直なところ筑波山とともにあまり目が向いていなくて、 他の山のことばかり考えていたからです。登頂はちょっとあっけないですが、天候にも 恵まれて日光から尾瀬,上越の雪山を望み、やはり名山に相応の山、これまで無視して いて山に悪かったです。皆さんと一緒に登れるので、近いところを最後に残すのも手だ と言えます。  深田100名山だけを目指すことについてはいろいろ非難がありますが、山好きな者 にとってはひとつの節目になりそれなりの意義があると考えます。丹沢や那須など 100名山のピークをどれにするか人によって違う山もあります。私は最高点(先の例 で言えば蛭ヶ岳や三本槍岳)に立った時に登頂と見なしました。100名山の次は 300名山を目指す人が多いようで、私も山行リストに目安として300名山をチェッ クしています。でも300名山の完登はあり得ないでしょう。なぜなら桜島は最高点に 立てないので、私の基準では登頂できないからです。  赤城山の後、小野上温泉に地元メンバー含め11名が集合、いつもの宴会となりまし た。今後の山については、新たな気持ちで実力を上げていきたいと大きな事を話してし まい、エベレストだ、チョオユーだ、と皆さんから激を受けてしまいました。そこまで の高望みはともかく、少しでも近づいていきたいものです。翌日は、地元の方お勧めの 山、十二ヶ岳へ登って締めくくりました。  最後に、今回参加して頂いた方を始め、これまで私を励ましてくださった山仲間の皆 様に感謝いたします。