高島トレイル
【月日】 2020年11月12〜16日

 ほぼ岳人2018年5月号に紹介されているスルーハイクプランで縦走。テントで長距離を歩くのは久しぶりで体力や膝の調子が心配だったが、山はそれほど険しくないこともあって無事歩き通すことができた。5日間ずっと晴天という幸運にも恵まれた。草原帯からブナ林そして次第に針葉樹が目立つ尾根へと変化もあり、何といっても多くの名の知れた峰々を越えて中央分水嶺を歩き通すのは爽快だ。
 ところでスタート地は当然スキー場の駐車場があると思いきや、厳重なバリケードがあったので、国境バス停の空き地に駐車した。期間をメモした紙も置いたのだが、戻った時「私有地なので長時間駐車されると困る」というメモ紙が置いてあった。町を上げて費用もかけて開通したというトレイルであり、スキー場のほんの一部だけ登山者用のスペースを確保してもらえないものだろうか。
 また最後の5日目、おにゅう峠から三国岳にかけてトレイルのマーキングが少なくて迷いやすい。途中少し迷った際トレイルを逆行してしまうハプニングがあり、GPSを確認しなかったこともあり1時間40分もロス。さらに前記の岳人に書いてあるタイムが何故かトレラン並みにきつく、通常のペースではとても無理。このため下山地の昼過ぎのバスには間に合わず夕方の最終バスになり、車の回収は翌日となった。あまりに情けないミスだが、前にも経験があり案外盲点である。道をはずれていなくても万一方向が逆転していないか、一応念頭におかなければという教訓だった。

寒風にて、歩いてきた赤坂山周辺の草原状の山々を振り返る
平坦な三重嶽山頂にあった巨木

紅葉が朝日に映える駒ヶ岳への尾根道

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